「PHPに重大な脆弱性が見つかったので、アップデートしてください」
そんなニュースやお知らせを見て、「PHPって何?」「何をアップデートすればいいの?」と思った方はいませんか?
もし、WordPressでホームページやブログを運営していて、今回のニュースが何を意味するのかわからないなら、できるだけ早く専門家に相談し、WordPressの保守管理を任せることをおすすめします。
ホームページは、作ったらそれで終わりではありません。安全に使い続けるためには、定期的な更新やセキュリティ対策が必要だからです。
今回のPHPの脆弱性は、その大切さを改めて考えるきっかけにもなっていますよね。
この記事では、なぜWordPressの保守が必要なのかをお伝えしたうえで、ご自身でも状況を把握したい方に向けて、PHPの基礎知識や確認方法をご紹介します。
PHPの脆弱性がわからないなら、WordPressの保守を専門家に相談しよう
WordPressを利用している方の中には、ブログの投稿や画像の変更など、普段の更新作業はご自身で行っている方も多いと思います。
一方で、WordPressの裏側にあるプログラムやサーバーの仕組みについては、あまり詳しくないという方も少なくありません。
それ自体は、決して問題ではありません。
ただし、今回のように重大なセキュリティ上の問題が発生したとき、何を確認し、どのような対策を取ればよいのかわからない状態は、見直しておきたいところです。

たとえば、次のようなことに心当たりはありませんか?
- WordPressの更新とPHPの更新の違いがわからない
- ホームページのバックアップを取っているかわからない
- レンタルサーバーの管理画面をほとんど開いたことがない
- WordPressの更新通知が出ていても、そのままにしている
- ホームページに不具合が起きたとき、誰に相談すればいいかわからない
もし当てはまるなら、今回の脆弱性への対応だけでなく、普段のホームページの管理体制も確認してみましょう。
大切なのは、すべての操作を自分でできるようになることではなく、安全に管理できる体制を整えておくことです。
特に、ホームページを集客やお問い合わせの窓口として使っている個人事業主や中小企業にとって、サイトが正常に動かなくなることは、仕事にも影響します。
WordPressの保守を任せられる専門家がいれば、トラブルが起きたときにも相談先が明確になりますよ。
WordPressは作って終わりではない!保守管理が必要な理由
WordPressには定期的な更新と管理が必要
WordPressは、ホームページやブログを比較的手軽に運営できる便利な仕組みです。
しかし、その裏側ではWordPress本体だけでなく、テーマやプラグイン、PHPなど、さまざまなプログラムが動いています。これらは、機能の改善やセキュリティ対策のために更新されます。
ところが、古い状態のまま使い続けると、修正されていないセキュリティ上の弱点が残ってしまうことがあります。
一方、更新すれば必ず安心というわけでもありません。たとえば、PHPを新しいバージョンに変更したことで、古いテーマやプラグインが正常に動かなくなる場合もあります。
そのため、更新前のバックアップや互換性の確認、更新後の動作確認などが必要になるのです。WordPressの保守管理には、こうした作業も含まれます。

ホームページを守るために必要なのは、日頃の管理
ホームページの保守とは、不具合が起きてから修理することだけではありません。普段からシステムの状態を確認し、問題が起きにくい環境を整えることも大切な役割です。
具体的には、WordPressや関連プログラムの更新、バックアップ、セキュリティ情報の確認、不具合が起きた際の対応などがあります。
また、ホームページのセキュリティ対策は、PHPやWordPressの更新だけではありません。たとえば、お問い合わせフォームに届く迷惑メールやスパムへの対策も、安心してホームページを運営するために大切なことです。
Growth Web Techでは、WordPressのお問い合わせフォームをスパムから守るreCAPTCHAの設定方法もご紹介しています。

こうした日頃の対策も含めて、ホームページ全体の安全性を考えていきましょう。
保守を依頼するときは、PHPやサーバーの管理まで対応してもらえるのか、どこまでが契約に含まれるのかも確認しておきましょう。
「ホームページを作ってもらったから大丈夫」と思っていても、制作後の保守管理は契約に含まれていない場合があります。
誰が、どこまで、ホームページを管理しているのか。今回を機に確認しておくことをおすすめします。
実際に、私たちのお客様からもトラブルの報告が届いています
今回、PHPの重大な脆弱性が話題になる中、私たちGrowth Web Techのお客様からも、ホームページやWebサービスに関するご報告が届いています。
たとえば、
ホームページが公開停止になっている
メルマガを配信しようとしたら、新規メール配信機能が停止していた
ロリポップ!の管理画面にログインできない
といった内容です。
いつもどおりホームページを使おうとしたら表示されない。お客様にメルマガを届けようと思ったのに、配信できない…
そんな状況になったら、仕事への影響も心配になりますよね。
今回のPHPの脆弱性への対応では、サービス提供会社がセキュリティ対策として、一部の機能を制限したり、一時的なメンテナンスを実施したりする場合があります。
ただし、お客様から届いているこれらの事例が、すべて今回のPHPの脆弱性に直接関係していると確認できたわけではありません。
ホームページが表示されないからといって、不正アクセスの被害を受けたとは限らず、原因はさまざまです。
こうしたときに困るのが、「何が起きているのか」「誰に聞けばいいのか」がわからないことではないでしょうか。
特に、ご自身でサーバーを管理していない方や、制作会社との契約が終了している方は、対応方法に迷ってしまうかもしれませんね。
だからこそ、ホームページの運営では、困ったときにすぐ相談できる専門家とのつながりを持っておくことが大切なのです。
自分でも把握したい方へ|PHPの脆弱性と確認方法
ここからは、「自分のホームページがどのような状態なのか知っておきたい」「できる範囲のことは自分でも確認したい」という方に向けて、今回のPHPの脆弱性についてご説明します。
専門的な操作方法ではなく、基本的な知識と確認方法をまとめていますので、参考にしてください。
PHPとは?今回の脆弱性で何が問題になっているの?
PHP(ピーエイチピー)とは、WordPressを動かすために使われているプログラミング言語です。たとえば、WordPressで記事を投稿したり、お問い合わせフォームを利用したりする際にも使われています。
普段は目にする機会がありませんが、ホームページの裏側で働いている大切な仕組みです。
2026年10月21日、このPHPに見つかった2件の重大な脆弱性を修正するプログラムが公開されました。「脆弱性(ぜいじゃくせい)」とは、プログラムなどに存在するセキュリティ上の弱点のことです。

今回の脆弱性が悪用されると、悪意のある第三者によって、Webサーバー上で不正なプログラムを実行されるおそれがあります。
その結果、ホームページの改ざんや情報の不正取得などにつながる可能性があるため、PHP公式は速やかな更新を強く推奨しています。

ただし、WordPressを使っているすべてのホームページで被害が発生しているという意味ではありません。
現在利用しているPHPの状態や、サーバー側で実施されている対策などを確認することが重要です。
WordPressを最新版にすれば大丈夫?
ここは間違えやすいところなので、知っておきましょう。
WordPressの更新とPHPの更新は別のものです。
WordPress本体を最新版にしていても、その裏側で動いているPHPが古いままの場合があります。
今回見つかった脆弱性はWordPress自体の問題ではなく、PHPの問題です。そのため、WordPressを更新しただけでは、今回のPHPの脆弱性への対策が完了したことにはなりません。
WordPressでPHPのバージョンを確認する方法
WordPressの管理画面にログインできる方は、次の手順でPHPのバージョンを確認できます。
① WordPressの管理画面にログインする
② 左側のメニューから「ツール」を選択する
③「サイトヘルス」をクリックする
④「情報」タブを選択する
⑤「サーバー」の項目を開く
⑥「PHPバージョン」を確認する
「8.3.35」などの数字が表示されますので、メモしておきましょう。
ここでは、バージョンを確認するだけで大丈夫です。
管理画面の表示が異なる場合や、途中でわからなくなった場合は、無理にほかの設定を操作する必要はありません。
今回の脆弱性に対応したPHPのバージョンは?
PHP公式では、2026年10月21日に次の修正版が公開されています。
| PHPの系列 | 今回の修正済みバージョン |
|---|---|
| PHP 8.5系 | 8.5.12 |
| PHP 8.4系 | 8.4.27 |
| PHP 8.3系 | 8.3.36 |
| PHP 8.2系 | 8.2.35 |
| PHP 8.1以前 | PHP公式のサポート終了 |
※2026年10月22日時点の情報です。
たとえば「8.3.35」を使用している場合、PHP公式が今回の問題を修正した「8.3.36」よりも古いバージョンです。
ただし、レンタルサーバー会社などが独自にセキュリティ修正を適用している場合もあるため、数字だけでは判断できないことがあります。
契約しているサーバー会社の公式サイトやお知らせを確認してください。
また、PHP 8.1以前を使用している場合は、今回の問題だけでなく、今後の安全な運用についても専門家と相談することをおすすめします。
PHPの更新は自分で行ってもいいの?
PHPの更新作業は、利用しているレンタルサーバーやホームページの環境によって異なります。更新前には、WordPressやテーマ、プラグインが新しいPHPに対応しているかを確認し、バックアップを取ることが大切です。
また、更新後にはホームページが正常に表示されるか、お問い合わせフォームなどが動いているかを確認する必要もあります。これらの作業に慣れていて、問題が起きた際にも対応できる方は、ご自身で作業することも可能です。
しかし、バックアップや復旧の方法がわからない方は、よくわからないままPHPの設定を変更しないでください。特に、現在ホームページが正常に動いていても、更新によってエラーが発生する可能性があります。
一方で、今回の脆弱性は深刻度が高いため、対策を長期間先延ばしにすることも避けなければなりません。
自分で安全に更新できるか判断できない場合は、早急にサーバー会社やWordPressの保守に詳しい専門家へ相談しましょう。
まとめ|WordPressの保守管理を見直すきっかけに
今回のPHPの重大な脆弱性は、ホームページを運営するうえで、日頃の保守管理がどれほど大切なのかを考えるきっかけになりました。
WordPressは便利な仕組みですが、安全に使い続けるためには、定期的な更新やセキュリティ対策が必要です。そして、それらをすべて自分で行う必要はありません。
ホームページの運営で本当に大切なのは、安心してお客様に情報を届けられる状態を保つことではないでしょうか。
「WordPressは使っているけれど、裏側の仕組みはよくわからない」
そんな方は、今回の問題への対応をきっかけに、WordPressの保守を専門家へ依頼することも検討してみてください。
ホームページのお困りごとはGrowth Web Techへご相談ください
「PHPの更新が必要と言われても、何をすればいいかわからない」
「WordPressの管理をずっと自分でしてきたけれど、このままで大丈夫?」
「ホームページを制作してもらったものの、保守管理を誰に頼めばいいかわからない」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
Growth Web Techでは、今回のPHPの脆弱性に関することはもちろん、WordPressの操作や更新、ホームページの不具合など、さまざまなお困りごとのご相談を受け付けています。
ホームページの管理に詳しくなくても大丈夫です。
何がわからないのか、どう相談すればいいのかが整理できていない場合も、まずは今の状況をお聞かせください。
わからないまま操作してしまう前に、Webの専門家に相談することから始めてみませんか?
今なら60分の無料相談を受け付けています。
私たちと一緒に、安心してホームページを運営できる環境を整えていきましょう。

参考情報
※本記事は2026年10月22日時点の公式発表をもとに作成しています。サーバーの環境や対応状況によって必要な対策は異なります。最新情報はPHP公式サイトおよびご利用のサーバー会社の案内をご確認ください。

