「LINE公式アカウントを作ったけれど、何を送ればいいの?」
「友だち登録してもらっても、相談や申し込みにつながらない」
起業してSNSやブログで発信を始めると、LINE公式アカウントをすすめられる機会も増えます。でも、いざ使おうとすると、配信内容や設定に迷ってしまうことはありませんか。
LINE公式アカウントは、あなたのサービスに興味を持った方へ情報を届け、質問への対応や予約の案内、その後のフォローに活かせます。大切なのは、自分の仕事に合う使い方を決めることです。
この記事では、個人事業主が取り入れやすいLINE公式アカウントの活用法を7つ紹介します。教室・サロン・コンサルティングなどの具体例を参考に、今の自分に必要な使い方を見つけてみてください。
LINE公式アカウントは個人事業主の集客にどう役立つ?
サービスに興味があっても、初めて知ったその日に申し込む方ばかりではありません。「もう少し内容を知りたい」「今は難しいけれど、時期が合えばお願いしたい」。そんな方と接点を持ち続ける方法の一つが、LINE公式アカウントです。

Instagram・ブログとLINE公式アカウントの役割の違い
Instagramやブログは、活動や考え方を知ってもらう入口として使えます。一方、LINE公式アカウントでは、友だち追加してくれた方へ、継続的に情報を届けられます。
例えば、Instagramで教室を見つけた方が、LINEで開催情報を受け取り、日程が合うときに体験レッスンを予約する。こうした流れを用意すると、投稿を見て終わりになっていた方にも、次の行動を案内できます。
ただし、LINEを開設しただけで友だちが自然に増えるとは限りません。SNSやブログ、お客様との会話の中で、登録する理由と入口を伝えていきましょう。
最初に決めたい「誰に、何を届け、どう行動してほしいか」
配信する前に、「このLINEで何につなげたいか」を一つ決めておくと、内容を考えやすくなります。
| 事業の例 | 届けたい相手 | LINEで目指す行動 |
|---|---|---|
| ハンドメイド教室 | 興味はあるけれど未経験で不安な方 | 体験レッスンの予約 |
| サロン | メニュー選びで迷っている方 | 質問・来店予約 |
| コーチ・コンサルタント | 自分に合う支援を探している方 | 個別相談への申し込み |
目標が体験予約なら、作品紹介だけでなく、所要時間や持ち物、初心者への対応も必要です。お客様が行動する前に知りたいことから、配信内容を考えましょう。
まだアカウントを作っていない方は、こちらを参考に、開設と基本設定を済ませてから、以下の活用法を取り入れてください。

起業家が取り入れたいLINE公式アカウントの活用法7選
最初から7つすべてを使いこなす必要はありません。まずは、友だち追加の入口、登録直後の案内、申し込み先の3つを整え、必要に応じて配信やフォローを加えていきましょう。
① SNS・ブログから友だち追加へつなげる

Instagramのプロフィールやブログ記事、名刺など、お客様との接点に友だち追加の入口を設けます。その際、「LINE登録はこちら」だけでは、何のために登録するのかが伝わりにくいことがあります。
「体験レッスンの日程をLINEでお届けしています」「サービス選びで迷ったときは、LINEからご質問いただけます」など、登録後に受け取れる情報や利用方法を添えましょう。実際に提供できる内容を、具体的に書くことが大切です。
登録特典を用意する場合も、商品・サービスとのつながりを意識します。教室なら準備チェックリスト、コンサルティングなら悩みを整理するワークシートなど、相談や利用を検討する方に役立つものを選びましょう。
友だち追加用のURLやQRコードの取得方法は、LINEヤフーの友だち追加ガイドで確認できます。
② あいさつメッセージで登録直後の不安を減らす

あいさつメッセージは、友だち追加した方へ自動で届くメッセージです。初めて登録した方が「ここでは何が届くのか」「質問してもいいのか」を判断する材料になります。
内容は、登録のお礼、発信する情報、質問や申し込みの方法を中心にまとめましょう。例えば、教室なら次のように案内できます。
ご登録ありがとうございます。こちらでは、体験レッスンの日程や、初めての方に役立つ準備のヒントをお届けします。参加について気になることがありましたら、このトークにご質問をお送りください。
長い自己紹介や商品の説明を一度に詰め込むと、肝心の案内が埋もれてしまいます。まずは、登録した方が安心して次の一歩を選べる内容に整えましょう。質問を受け付ける場合は、チャットを利用できる設定かも確認します。
③ お役立ち情報や事例を届けてサービスへの理解を深める

「配信することがない」と感じたら、申し込み前に聞かれる質問を思い出してみてください。普段は当たり前に答えていることでも、初めての方には知りたい情報です。
| 配信テーマ | 内容の例 |
|---|---|
| よくある不安 | 初心者でも参加できる?事前の準備は必要? |
| 選び方 | 体験プランと継続プランはどう違う? |
| 利用の流れ | 申し込み後から当日までに何をする? |
| 提供者の考え方 | 初めての方への説明で大切にしていること |
| 利用者の声 | どんな悩みで利用し、何を感じたか |
お客様の声は、掲載の許可を得たうえで、実際の感想を正確に紹介します。一人の感想を、誰にでも同じ結果が出るように伝えないことも大切です。
告知を送るときは、日時や料金だけでなく、「どんな方の、どんな悩みに役立つサービスか」を添えましょう。お客様が自分に合うか判断しやすくなります。
④ LINEチャットで相談・申し込み前の疑問に答える

「私のような初心者でも大丈夫ですか」「このプランとあのプラン、どちらが合いますか」。こうした質問に個別に答えられるのがLINEチャットです。
特に未認証アカウントでは、お客様から一度メッセージを送ってもらう必要があります。友だち追加だけで全員に個別チャットを始められるとは考えず、あいさつメッセージなどで質問の送り方を案内しましょう。
一方で、いつでもすぐに返信しようとすると、仕事の負担が増えてしまいます。「返信は平日の営業時間内に行います」「申し込み前のご質問を受け付けています」など、対応時間と範囲を決めておくと続けやすくなります。
設定や利用条件は、公式のチャットマニュアルをご確認ください。
⑤ リッチメニューから予約・申し込みへ案内する

リッチメニューは、LINEのトーク画面下部に表示できるメニューです。サービス紹介ページや予約フォームへのリンクを設定すると、過去のメッセージを探さなくても、必要な情報へ進めます。
最初は「サービス内容」「予約・申し込み」「よくある質問」など、お客様が使う入口に絞ると整理しやすくなります。「こちら」「詳細」といった曖昧な言葉より、押した後に何が見られるか分かる名前を付けましょう。
なお、予約フォームへ案内することと、空き枠の管理や予約確定を自動化することは別です。リッチメニューを作るだけで予約管理まで自動化されるわけではありません。利用する予約サービスの機能も確認してください。
設定方法は、公式のリッチメニューマニュアルで確認できます。
⑥ ステップ配信で必要な情報を順番に届ける

ステップ配信は、友だち追加を起点に、あらかじめ用意したメッセージを設定したタイミングで自動配信する機能です。毎回手作業で送らなくても、サービスを検討するための情報を順番に届けられます。
例えば、個別相談を案内するなら、次のような流れが考えられます。
| タイミングの例 | 配信内容 |
|---|---|
| 登録直後のあいさつ | お礼と、これから届く情報の案内 |
| 登録から3日後 | よくある悩みを整理するヒント |
| 登録から7日後 | サービス選びのポイントと支援内容 |
| 登録から10日後 | 個別相談の内容・対象者・申し込み方法 |
日数は設計例です。商品やお客様の検討期間に合わせて調整してください。「自動だから長い配信をたくさん送る」のではなく、その段階で必要な情報を選びます。
また、ステップ配信もメッセージ通数にカウントされます。通常の一斉配信と合わせて、送信量を確認しましょう。詳細は公式のステップ配信マニュアルで確認できます。
⑦ 利用後のフォローでリピートにつなげる

LINEは、申し込みが終わった後にも活用できます。レッスンで学んだことを続けるヒントや、購入後によくある質問を届けると、お客様がサービスを活かす手助けになります。
例えば、受講後に「実際に取り組んでみて、分かりにくいところはありませんでしたか」と確認する。サロンなら、案内済みのアフターケアについて質問を受け付ける。次回の告知だけでなく、利用後のお客様に必要なやり取りを考えましょう。
個別フォローは、チャットができる状態を確認したうえで行います。購入日や来店日ごとに自動送信したい場合は、その情報と配信を結び付ける仕組みが必要です。友だち追加を起点にする標準のステップ配信とは分けて検討してくださいね。
自分の仕事ならどう使う?業種別の活用例
ここからは、仕事に当てはめたときのイメージを紹介します。いずれも実際の成果を示す成功事例ではなく、取り入れ方のモデル例です。

講師・教室業|体験レッスンから継続受講へ
教室に興味があっても、「自分だけついていけなかったらどうしよう」と迷う方はいます。作品やレッスン風景の紹介に加え、初回の進め方、必要な道具、講師がサポートする範囲をLINEで伝えると、参加を判断しやすくなります。
友だち追加の案内では「体験レッスンの日程を受け取れます」と伝え、登録後は質問と予約の入口を用意。体験後は、学んだことを自宅で試すヒントや、継続して学べる内容を案内します。募集の前後まで見渡すと、配信テーマも見つけやすくなります。
サロン・セラピスト|予約前の不安を減らして再来店へ
初めて利用するサロンでは、メニューの違いや当日の流れ、所要時間が気になるものです。リッチメニューに料金・メニュー・予約ページをまとめ、迷った方がチャットで質問できるように整えます。
空き枠の案内は、必要な方が予約を検討するきっかけになります。ただし、空き状況が変わるため、予約ページで最新情報を確認できるようにしましょう。利用後のフォローや次回の相談も、同じ窓口で受け付けられると分かりやすくなります。
コーチ・コンサルタント|専門性を伝えて個別相談へ
相談型のサービスは、申し込むまで内容が想像しにくいことがあります。「何を話すのか」「準備が必要か」「どのような支援を受けられるか」を伝えることが、検討の助けになります。
まずは、読者の悩みを整理する問いや、自分で試せる小さな取り組みを配信。そのうえで、自分が大切にする考え方や支援できる範囲を紹介します。個別相談の案内には、対象者、時間、料金、実施方法を明記し、納得して申し込める情報をそろえましょう。
LINE公式アカウントを無理なく続け、成果につなげるコツ
LINEの運用が増えたことで、本来のサービス提供に使う時間がなくなっては続きません。起業初期は、小さく始めて反応を見ながら整えていく方法をおすすめします。
配信頻度は「続けられる回数」と読者の反応で決める
すべての業種に共通する、最適な配信回数があるわけではありません。まずは月2回など無理のない回数を仮に決め、読まれ方や質問の内容を見ながら調整しましょう。月2回は出発点の一例であり、正解の回数ではありません。
毎回ゼロから考えず、「よくある質問」「役立つヒント」「サービスの案内」のようにテーマを決めておくと準備しやすくなります。一通で伝える内容を絞り、詳しい説明が必要ならブログやサービスページへ案内する方法もあります。
無料プランの範囲を確認し、必要に応じて見直す
2026年9月時点で、コミュニケーションプランは月額固定費0円、無料メッセージは月200通です。基本的には「配信回数×送信した友だちの人数」で数えるため、50人に月4回配信すると200通になります。
ステップ配信もカウント対象ですが、LINEチャットの送受信やあいさつメッセージなどは対象外です。友だちが増えたり、自動配信を追加したりするときは、一斉配信だけで判断せず、全体の送信量を確認しましょう。
料金やカウント方法は、LINE公式アカウントの料金プランで確認できます。
登録者数だけでなく、クリック・相談・申し込みを見る
友だちが増えると嬉しいものですが、人数だけでは目的に近づいているか分かりません。案内したリンクがクリックされたか、質問が届いたか、予約や申し込みがあったかを一緒に確認します。
例えば、リンクは押されているのに申し込みが少ないなら、申し込み先の説明やフォームに分かりにくいところがないか見直します。質問が多く届くなら、その内容を次の配信や「よくある質問」に反映できます。
管理画面の数値だけで追えない申し込みは、フォームに流入元の質問を設けるなど、無理なく確認できる方法を用意しましょう。ブロック数も参考になりますが、一度の増減だけで失敗と決めず、配信内容や相談の反応と合わせて振り返ります。
LINE公式アカウントの操作や活用に迷ったらGWTプレミアムへ
LINE公式アカウントは、友だち追加の入口をつくり、登録後に必要な情報を届け、相談や申し込みへ案内することで、自分の事業に役立てられます。まずは「登録すると何が届くか」「最初に何を伝えるか」「どこから申し込めるか」の3つを確認してみてください。
それでも、「やりたいことは分かったけれど、設定する場所が分からない」「動画を見ながら一緒に操作したい」「この設定で合っているか、誰かに確認してほしい」と感じることもあると思います。
GWTプレミアムでは、SNS発信やLINE公式アカウントなど、起業家に必要な操作を学べる動画レクチャーをご用意しています。 自分のペースで再生・停止しながら、分からない部分を繰り返し確認できます。
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